事業を拡大する方法として以下の3つの方法があるそうです。
- 今の顧客の業種に事業を拡大する
- 今の仕事の上流と下流に事業を拡大する
(今まで他社に頼んでいた加工を社内で行うなど) - 事業を多角化する
そして、1.2.3.の順にリスクが高くなります。
資源の少ない中小企業にとって自社のサービスを差別化するにはなるべく資源を分散させず、集中することです。
お客さんから問合せがあったからといって自社が不得意なことについて頑張って提案しても結局それを得意とする会社に負けてしまうことが多く、仮に受注したとしても新しいことばかりなので忙しいだけであまり儲からず、自社にノウハウも貯まりません。
それよりも自社が得意とするサービスに絞って、それを欲しがっているお客さんを探すほうがいいということです。
得意なことだから商談で勝てる確立も高く、それらの仕事ひとつひとつがノウハウや実績となり、さらに一つ上の段階に登ることができるからです。
受注が減ったからといって安直に本業以外に目を向けるのではなくまずは自社の得意とするサービスをもっと多くの人に知ってもらう努力をしましょう。