地方のローカル情報ポータルサイトが成功しない理由

「地方のローカル情報ポータルサイトが成功しない理由」といった話がありました。

ここで言われていたのは、

都市圏であれば、お店や生活の情報が氾濫していて、しかも古い店舗はどんどん潰れ、新しい店舗がオープンする中で市民は情報を整理することができず、ポータルサイトなどで情報を獲得する。

店舗側も、顧客の絶対数が多いため、販促費をかければそれ以上の回収ができる。

それに引き換え地方では、新規出店の頻度も低く、昔からずっと変わらずに続いているお店がたくさんある。

そういった地方では情報もそれほど多くないため、どこにどんな店があるかといった情報もある程度共有され、たとえ莫大な広告費を使って宣伝したところで顧客の絶対数が少ないため、回収することができない。

といった内容でした。

確かにそのとおりだと思います。

都市圏では店舗の回転も早く販売促進では基本的に新規のお客さんを短期間に大勢集めることを目的としていますが、地域密着型の地方では、既存のお客さんをフォローすることがメインになるでしょう。

だから、都市圏の成功事例をそのまま地方に持っていっても成功しないのです。

地方では大きな費用をかけて大きな販促をかけるのではなく、小さな予算で継続してお客さんをフォローできる仕組みが必要となります。