デザインにこだわるということはどういうことでしょう?
たまに
「他社のホームページは同じようなデザインばっかりだから、うちは一目見て他の会社と違うと思ってもらえるように凝ったデザインにしたいんだ。」
といった要望をもらうことがあります。
もちろんデザイン会社のホームページじゃありません。
サービス業や製造業です。
「凝ったデザインにして、メニューの位置やレイアウトも他のホームページと違ったものにしたい。」とか、
中には、メニューがどこにあるかわかりにくくしたり・・・
奇を衒う(きをてらう)っていうんですかね?
でもお客さんの立場でよーく考えてみて下さいね。
お客さんは何のためにその会社のホームページを見に来てるんでしょうか?
かっこいいデザインを見るため?
凝った動画を見るため?
違いますよね。
お客さんはその会社の商品やサービスがどういうものか知りたくて見に来るんです。
銀行に行って入口がどこにあるかわからなかったら?
男子トイレと女子トイレのマークがいつも見るマークと全然違ったら?
自動改札機の券を入れる口が左にあったら?
それをこだわりと見れますか?
他と変える意味がありますか?
もちろんデザインは大切です。
でもそれは、訴求したいポイントを明確にして、わかりやすく、使いやすくするためのデザインです。
奇を衒うとか見た目にかっこいいだけのデザインに意味はありません。
それよりも前に、
・どう工夫すれば見る人がわかりやすいのか
・問合せがしたくなるのか
画像や文章などを考える必要があるのではないでしょうか。