そもそもホームページについて考えているのか?

ホームページの講座をやっていて思うことは、
ホームページを作りたいと思って参加している人の多くが、
自社のホームページについてあまり考えていないということです。「インターネットやホームページは得意じゃない」
「社内にわかる人間がいない」「だから考えてもわからない」「だから取り組まない」

でもそうおっしゃる方の殆どはインターネットで商品を買ったり、
他社のホームページを見て問合せをしたりしています。

全く使ったことがないものであればわからないかもしれませんが、
いつも使っているものです。

商品を買ったり問合せをしてくる人は、
今の自分と同じように

聞いて、
探して、
比較して、
考えて、
行動しています。

あなたと同じ顧客の立場にいるのです。
だから顧客の立場で考えることができれば
そんなに難しいことではありません。

以前、セミナーの受講者に
「うちのホームページは全く問合せがない。
どこが悪いのか見て欲しい」
と言われて見させていただいたことがあります。

そのホームページにはメールアドレスが書かれていませんでした。

「メールアドレスは載せていないんですか?」
「メールアドレスを載せると迷惑メールがたくさん来るから載せていません。」

さらに見ていくと、会社の電話番号がどこにも書かれていません。
会社案内のページにお書かれていませんでした。

「電話番号がどこにも書かれていないですね」
「あっ 本当だ。多分書き忘れてたんですね。
でもホームページだからみんな電話なんて掛けないでしょ?
問合せフォームから問い合わせするんじゃないんですか?」

いえいえ。特にBtoB(企業間取引)の場合、
電話で問い合わせをする人はとても多いんですよ。

そして問合せフォームを見てみます。

試しに問合せフォームに入力して送信してみました。

すると 画面には

150210a

と表示されました。エラーです。

この問合せフォームには不具合があってちゃんと動作していなかったのです。

つまり、ホームページを見た人が問合せしたいと思っても
問い合わせをする手段が見つからなかったわけです。

インターネットが得意じゃないという問題ではなく、
そもそも顧客の立場でホームページを考えていなかったわけです。

まずは顧客の立場でホームページを考えてみましょう。