児島流中小製造業の新規顧客開拓術

こんにちは　坪内です。
最近朝夕は寒くなってきましたね。
最近セミナーのお声がけをたくさん頂いております。
今月は特に多くて小さなセミナーも入れると11回も
お話をさせて頂く予定です。
ご縁に感謝です！

さて、私は製造業さん向けのセミナーをさせていただくことが多いのですが、
よく聞く質問が、「自分の強みが何かわからない」というものです。
親会社1社依存で、ずっと仕事をしてきた会社は、
言われたものを、なるべく安く、なるべく短納期で作るということに
力を注いできました。
きちんと作れば仕事は来るので、営業をする必要はありません。
しかし、いざ強みはなにかと聞かれると、
自分たちがやっている仕事は他社でもできるのかできないのか？
この部品は一体何に使われているのか？
何もわからないという会社が多いのです。

ホームページで探してくる見込み客は、
多くの競合他社の中からどの会社に依頼しようかと考えます。
その時に自社の強みを明確にホームページに書いている会社は強いです。

他の多くの会社にもできることを「できます」とだけ書いても
問い合わせは来ません。
その他大勢の中の一つに過ぎないからです。

自社の強みは何なのか。競合他社と何が違うのか。
自分たちはどこを目指すのか。

これはただセミナー会場で考えていてもわかりません。
フィールドに出て、顧客や仕入先や競合先やその他多くの人に聞き、
自分の目で確かめて初めて色々なことがわかってきます。

同業グループだけで集まっても刺激はありません。
もっと外に出ましょう！
さて、10月のわくわくネットクラブ勉強会は、事例発表です。
同じように1社依存で自社の強みがわからなかったという
三郷金属工業株式会社の児島社長にお話をして頂きます。

当初は社員の逆風もありなかなか思うように進んでいきませんでしたが、
様々な取り組みをすることで会社が変わり始めます。
どうやって一社依存から脱却し、自社の強みを見つけたのか。
児島社長とスタッフのみなさんによる
展示会やホームページを活用した取り組み、
社員の意識改革について具体的にご紹介頂きます。
三郷金属工業さんは本当に様々な取り組みをされています。
もちろんうまくいったものもあればうまくいかなかったものもあるでしょう。
その成功事例、失敗事例を教えてもらいましょう。