中小企業がヨーロッパ進出で押さえておくべきポイント

わくわくネットクラブ【中小企業のためのヨーロッパ進出セミナー】でした。
講師は私の兄 坪内隆夫

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私の兄はアパレル関係の仕事をしながらイタリアのミラノに25年以上住んでいます。今では日本人よりイタリア人に近い感じです(笑)。若く見えるので、私の弟と間違えられます。元々は自社ブランドで洋服を販売したりしていたのですが、現在は日本企業の製品をヨーロッパに販売するお手伝いなどをしています。

その兄が急遽大阪に来ることになり、兄の話を聞きたいという方もおられたので、セミナーという形で話をしてもらいました。アパレルのヨーロッパ展開という分野では、結構有名人らしいです。

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アパレルの話が多かったですが、海外進出する上での肝みたいなものはどの業種でも共通するものがあるように感じました。

日本と海外は違う

アタリマエのことですが、日本と海外とでは考え方や習慣が違います。どちらかというと日本が特殊なのかもしれません。当然ものさしが違うので、日本で良いと思っているものが海外では必ずしも良いものとは限らないわけです。日本人の考え方を理解してもらう一方、海外の人の考え方を受け入れていくことが大切。そしてもそもそも海外の人の考え方を知らないといけない。

世界に基準を置く

日本の商品は当然日本人に売ることを基準に作られていますが、日本人は世界から見たら少数派。日本基準ではなく、世界基準で考える。

展示会はリラックスしたムードで

日本人のブースは雰囲気が固く、真面目過ぎて外国人から見ると非常に入りにくいそうです。以前聞いた話では、ドイツの展示会では夕方から宴会が始まるそうです。しっかりと準備をした上で会場ではリラックスした対応を心がけることが大切。

「百聞は一見にしかず」まずは行って、現地の人とふれあい、話を聞くことは大切だと思います。

そして、海外展開で一番重要と言われていたのは、「現地の信頼できるパートナーに任せる」ということでした。

しかし、どうすれば現地の信頼できるパートナーを見つけることができるのか?そこはやはり信頼できる人に紹介してもらうのがいいみたいです。

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