苦しいときほど笑え

私は中学生の時に、とても練習のハードなバスケットボール部に所属していました。先生の指導 もとても厳しく、私は怒られるのが怖くて出席していましたが、そんな怖い先生から教えられて、今 でもよく思い出す言葉が2つあります。

1つ目は、前回ご紹介した、くやしがるヒマがあったらボールを取り返せ。(悔やむ時間があれば 挽回しろ)という言葉。 そして、2つ目は、「苦しいときほど笑え」という言葉です。

バスケットって本当にしんどいんですよ。試合中はオフェンスでもディフェンスでも常に走りっぱな しで、一時として休まる時間はありません。もう吐きそうになるぐらいヘロヘロになります。もちろん 苦しい気持ちは顔の表情にも出ますよね。でもそんな苦しい時こそ苦しい顔をするのではなく、 笑えと言われました。

「苦しいのは自分だけじゃない。相手だって同じなんだ。でも、自分が苦しそうな顔をしたら、相手 は 『こいつはもうヘロヘロだから勝てる。』 って思うだろ。でもお前が笑っていたら、相手は 『自分 はこんなに苦しいのに、コイツは笑っていやがる。これは勝てない』 ってあきらめるだろ。だから苦 しいときほど笑え!」 そう言われました。

今現在、仕事の中で誰かと戦って笑うということはないのですが、、、(笑) 仕事の踏ん張りどころ のときには、「苦しい顔をしてしんどいと思うのではなく、笑うぐらい仕事を楽しめ」と自分なりに変 換して捉えています。

あなたには、誰かに言われて忘れられない言葉ってありますか?