本当に大切なことをするには

私の愛読書「7つの習慣」にはタイムマネジメントについて、下記のように書かれています。 日常には下記の4種類のやることがある。

(1)重要で緊急なこと
例えば ・大切なお客様からのクレーム ・納期間近なのに製品ができていない ・家族が大怪我をした
(2)緊急じゃないけど重要なこと
例えば ・日頃の運動 ・家族とのコミュニケーション ・顧客との信頼関係の構築
(3)重要じゃないけど緊急なこと
例えば ・友達からの急な飲みの誘い ・どうでもいい電話 ・中身の無い急な打合せ
(4)緊急じゃないし重要でもないこと
例えば ・中味のないテレビドラマを見ること ・暇つぶしにスマホでゲームをすること ・パチンコをすること

 

これらに優先順位をつけるとしたら、1番目は、「重要で緊急なこと」。これは当然です。家族に一大 事があれば何を置いてでも駆けつけますよね。では2番目に優先することは何でしょうか? 「(2)緊 急じゃないけど重要なこと」と「(3)重要じゃないけど緊急なこと。 どちらを優先すべきでしょうか? それは、 「(2)緊急じゃないけど重要なこと」です。

しかし、得てして重要な事よりも緊急なことを優先してしまいがちです。急ぎじゃないからという理 由で先延ばしにしてしまうからです。でも、いつまでも先延ばしにしてしまうと、結局いつまでたって も重要な事ができない。私も運動したほうがいいのはわかっているのですが、日々の仕事が忙しい という言い訳を作ってなかなか運動ができていません。しかし、日頃運動をしていれば、ひどい腰 痛で整骨院に行く必要もなくなるのです。「(2)緊急じゃないけど重要なこと」をこなしていくことで、 「 (1)重要で緊急なこと」を減らしていくことができるわけです。

 

ただし、その前にやるべきことは、自分にとって本当に重要な事が何なのかを明確にすることです。 そして重要な事が明確になったら、それを先に自分のスケジュールに入れることです。 時間が空いたらやろうと思っても、なかなかできないですからね。 私は今年の初めに自分にとって重要なことというのを書き出してみました。 あとはやるだけですね。