100年時代の人生戦略

先日このゆうき通信をお送りしている経営者の方から、経理をされている奥様が、家族にも読んで欲しい からと、ゆうき通信を自宅のトイレに貼っているというお話をお聞きしました。ちょっと恥ずかしいですが、ありがとうございます。やる気が出ます!

■100年時代の人生戦略 『ライフシフト(LIFE SHIFT)~100年時代の人生戦略~』 という今ベストセラーの本を読みました。そ こには以下のようなことが書かれています。過去200年間、人の平均寿命は伸び続けてきて、そこから導 かれる予測によれば、2107年には主な先進国では半数以上が100歳よりも長生きするのだそうです。 日本では今の小学生の平均年齢は100歳を超えると言われています。

今までの日本では、
・高校や大学を出るまでの教育の期間
・60歳や65歳の定年を迎えるまでも仕事の期間
・定年してから死ぬまで年金で暮らす引退の期間
の3つの期間に分けて生活設計をしてきましたが、平均寿命が100歳になると、当然65歳の定年から残り 35年間も年金をもらい続けるなんていうことはできません。今までの働き方を抜本的に考え直す必要が あります。

定年後も働き続ける。それも、給与をあまり下げることなく働き続けられる働き方を模索する必要がありま す。サラリーマンとして1つの会社だけで働き続けた場合、もしかするとその会社でしか役に立たない人間 になってしまうかもしれません。会社の部品として働くのではなく、他社に転職しても、独立しても、すぐに 役立つスキルを磨く必要があります。今後は、一つの会社で働き続けるのではなく、自分のスキルを磨くた めに様々な会社で経験を積むというワーキングスタイルが更に増えていくでしょう。

今までとは価値観が大きく変わってくることになりますから、経営者の立場としても、社員を雇用するとき には新しい価値観で考えていかなければいけないと感じました。