思い切って任せてみる

司馬遼太郎の「項羽と劉邦」を読みました。紀元前200年頃の中国で秦帝国を倒した楚の国王 項羽と 漢の国王 劉邦の天下を分けた争いの話です。項羽は楚の名門将軍の血筋。戦争では負け知らずで、鬼 神のような強さを持って家来を叱咤激励しながら突進していくような存在です。何よりも自分のチカラを 信じ、周りの人間を信用しません。投降した秦の兵を20万人も生き埋めにするような残虐なとこもありまし た。

一方 劉邦は農民の出身。怠け者でろくに仕事もしませんでしたが人気がありました。戦争では連敗に次 ぐ連敗で、才能がありませんが、出来ると思った部下は大抜擢をしてその才能を活かしています。自分で 働くのではなく、部下を上手に育成するタイプです。また農民にもやさしく人気がありました。 1対1位の戦いであればまちがいなく項羽が勝っていたでしょうが、この戦いで結局劉邦が項羽に勝利し ます。2000年以上も前の話ですが、現代にも変わらず通じる話です。 自分一人でできることは限りがありますが、部下や仲間を上手に使う、、というと聞こえが悪いかもしれま せんが、それぞれの長所を活かし、仕事を任せることで素晴らしい結果を残すような部下や仲間をたくさ ん持っている人のほうが強いということでしょう。 私も仕事にこだわりがあり、他人になかなか任せられないタイプです。しかし、思い切って任せてみることも 大事だと思いました。もしかすると自分でやるよりもよい結果がでるかもしれませんね。

独立5周年交流パーティーにご参加頂いたみなさん、ありがとうございました。至らない点は多々 あったとは思いますが、おかげさまでとても楽しい会になりました。 ビンゴの景品もありがとうございました。また特に運営を手伝って頂いた西分さん、深江さん(奥さん)伊藤さんやダンスを披露して頂いた深江さん(旦那さん)ソリッドツール田中さん、紙芝居を 作ってくれた前阪さんには大変お世話になりました。文面をお借りして御礼申し上げます。 また10年後にはもっと大きなパーティーができるようにがんばります。 今後共よろしくお願いします。