台風は大丈夫でしたか?日頃の備えが大切ですね。

台風21号の爪痕1

先日の台風で被害を受けられた方には、心よりお見舞い申し上げます。クライアント様の話では、屋根に穴が空いた、窓ガラスが割れた、ガレージが風に煽られてめくれて壊れた、自動車に物が落ちてきて廃車になった、などの被害をお聞きしました。

これまで大阪を台風が直撃することは何度かありましたが、毎回大した被害がなく、今回もそれほどの被害はないだろうと甘く考えていましたが、JRが早々に運行中止の発表をしていたこともあり、当日の仕事は自宅での作業ということにしたのは、結果的に良い判断だったと思いました。

お昼ごろまではほとんど風も吹かず、本当に台風は来るんだろうか?と疑うぐらいの状態でしたが、14:00ぐらいから強烈な風になり、6階にある自宅のベランダは強烈な風を受けてガラス窓が今にも割れそうでした。マンション全体も風で揺れているのがわかるほどです。

台風21号の爪痕3

窓から外を眺めていると、金属製の波板の屋根があちこちで剥がれて、まるでビニール袋が舞うような調子で飛んでいくのが見えました。

少し離れた場所にあるビルで壁面の壁全体が崩れ落ちるのが見え、所々で大きな光が見えたのは、多分電線がショートしていたのでしょう。自宅も停電になり、すぐに復旧するだろうと思っていましたが、その日は結局電気も水道も使えず、ガスは使えたので、妻が懐中電灯を照らしながら夕飯を作ってくれました。万が一のことを考えて昼間のうちにお風呂を沸かしておいたので、お風呂に入れて、トイレの水も何とかなりました。
その日は自宅で仕事をしようと思っていましたが、電気が使えないので私のような仕事は何もできませんね。
本を読んだり、給水タンクから水をもらって運んだり、氷を買いに行ったりしていました。いつ復旧するか不安なまま就寝しましたが、明け方4時頃に電気と水道が復旧しました。こんな時間までがんばって復旧活動をされている方々のおかげですね。感謝の気持ちでいっぱいになりました。

今年は次から次へと自然災害が発生します。どこに住んでいてもどんな災害があるかわかりません。

何かあったときのために日頃の備えが大切だと改めて感じた9月でした。

台風21号の爪痕2