AIの発達で 仕事が大きく変わる

AI

先日、能力を磨く-AI時代に活躍する人材「3つの能力」という本を読みました。

その本のよると、会社に求められる能力として以下の5つがあります。

(1)基礎的能力(知的集中力と知的持続力)

(2)学歴的能力(論理思考力と知識の習得力)

(3)職業的能力(直感的判断力と知恵の体得力)

(4)組織的能力(コミュニケーション力とホスピタリティー力)

(5)組織的能力(マネジメント力とリーダーシップ力)

 

このうち(1)基礎的能力、(2)学歴的能力がある人は

日本の学校教育で頭がいいと言われている人たちですが、これらの能力はどんどんAIに奪われてしまうでしょう。

早く計算ができたり、記憶力が良かったり、同じことを正確に間違いなく何度も繰り返したりというのはコンピュータが最も得意とするところです。

 

また、チェスや将棋など論理的にルールが明確であることは今後AIに置き換わっていくでしょう。

 

AIが今後いろんな分野で活躍していく中で、人間に求められるのは(3)(4)(5)の3つの能力です。

といった内容でした。

 

特に士業の仕事は今度多くがAIに置き換わると言われていて、税理士や司法書士などを目指す学生がすごく減ってきているそうです。

 

誰にでもできる仕事をやっていたのでは、値段の叩き合いになってしまうので、他の人にできない仕事をしましょうという話をよくしますが、今後はAIにでもできる仕事はなくなってしまいます。

ルーチンで同じことを繰り返すような仕事はAIに変わっていきます。

 

昨日とは違う仕事、人間にしかできない仕事、自分にしかできない仕事をやっていくべきです。

 

そう聞くと「大変だな~~」と思うかもしれませんが、逆に考えると、AIにできる仕事はどんどん任せていって、自分が本当にやりたいことを仕事にできる、そんないい時代に向かっているのではないかと考えています。

 

自分が本当にやりたい仕事

 

それはもしかすると今の職業にはない新しい仕事かもしれませんが、じっくり時間を取って考えてみる時期なのかもしれませんね。