先日大阪産業創造館で、【外国人留学生採用セミナー】
今こそ外国人留学生採用への第一歩!経営者と外国人従業員が明かす採用の本音!
というテーマでセミナーがあり、弊社のクライアントでもある
阪井金属製作所の阪井社長が登壇されました。
阪井金属さんでは現在、7人の外国人が働いています。一番最初にベトナム人の女性を採用されたのですが、外国人を採用するということに対しては、社内で反発があったようです。
やはり日本人とは文化も考え方も違う人と一緒に仕事をするというのは、心配がありますよね。しかし、採用してみるととても仕事ができるし、当初心配していたようなことは何も起きなかったそうです。そこからは外国人を積極的に採用しておられます。
以前、森興産株式会社が主催されている
の縁結びというイベントに参加したことがあります。
このイベントでは、50名程度の外国人と日本人の学生たちがシャッフルされます。9割は外国人で、中国人がすごく多かったです。6人程度のグループをいくつか作って、1つのテーマについて日本語で討論します。そこにオブザーバーとして私達がグループに参加し、みなさんの討論の内容を聞きました。
それまで外国人留学生と触れ合う機会はなかったので、いろいろな話が聞けてとても楽しく、勉強になりました。みなさん日本語が堪能で、討論では言葉が達者なはずの日本人の学生が押されている感じでした。
外国人の学生たちは、母国語と日本語が話せるというだけで
すでに高いスキルを持っていますが、それ以上に自分が育った母国から日本に出てきて勉強しようという高い意欲を持っている人たちなので、モチベーションも高いですよね。しかも、日本語だけでなく英語も堪能という人も多かったです。
しかし、そんな優秀な外国人の学生たちですが、その多くは日本での就職を希望しているにも関わらず、就職が決まらずに母国に帰ってしまうという話でした。これは4年ほど前の話なので、今はどうかわかりませんが、特に大阪の中小企業は外国人の採用には消極的でした。優秀な人材であれば、日本人にこだわらずこのような優秀な外国人を採用するというのも
選択肢に入れて考えるべきだと思いました。