生成AI時代の集客

「検索して探す」に「AIに相談して選ぶ」が加わる

これまでのWeb集客では、お客様がGoogleなどでキーワードを検索したときに、上位に表示されることが大切でした。

例えば「大阪 樹脂加工」と検索し、表示された会社のホームページをいくつか見て、相談先を探すという流れです。

そこに今、生成AIに条件や困りごとを伝え、紹介された会社のホームページを見に行くという探し方が加わってきています。

例えば、

「樹脂部品を試作で1個だけ作りたい。大阪で相談できる会社を教えて」

といった聞き方です。

もちろん、これまでの検索がなくなるわけではありません。ただ、これからは「検索で見つけてもらうこと」に加えて、「AIに相談したときに、自社を候補として紹介してもらうこと」も考えていく必要があります。

■それなら、ホームページはいらなくなる?

ここで、

「AIが答えてくれるなら、ホームページは必要なくなるのでは?」

と思うかもしれません。

確かに、言葉の意味や加工方法の概要を知りたいだけなら、AIの回答で用が済むこともあります。わざわざホームページを開かずに、調べものが終わるわけです。

でも、「知りたい」と「頼みたい」は少し違います。

実際に加工を依頼するなら、

・自分が使いたい材料に対応しているか

・必要な寸法や数量で作れるか

・似たような製作事例があるか

・依頼先は信用できる会社か

・どのように相談や見積もりを依頼すればよいか

といったことを、依頼先のホームページで確認したくなるはずです。

AIに紹介された会社でも、ホームページを見て「ここなら相談できそうだ」と思えなければ、問い合わせにはつながりません。

■見つけてもらい、安心して相談してもらう

だからこそ、これからもホームページはとても重要です。

自社の技術や対応範囲を具体的に伝えること。

そして、訪問したお客様が安心して問合せできるようにすること。

例えば「小ロット対応」だけでなく、

「試作1個から相談できます」と具体的な数字を書く。

「高い技術力」だけでなく、実際にどんな相談に応えたのかを事例で紹介する。

問合せについても、

「図面がなくても相談できるのか」

「何を伝えれば見積もりできるのか」

がわかれば、お客様は一歩を踏み出しやすくなります。

これからは、生成AIが紹介したくなるウェブサイトかどうかといったことにも目を向けていく必要があります。

お客様の探し方が変わっても、「この会社に頼みたい」と思ってもらうことが大切なのは同じです。

まずは自社のホームページを、お客様の立場で見直してみませんか?