『Oculus Quest2』というVRで使うヘッドセットを買いました!
3Dで使うゲームみたいなイメージがあると思うんですが、単にゲームだけではなくメタバースで使える VR 装置になります。
Facebook が会社の名前を『メタ』に変えたというのは皆さんご存知かと思いますが、このメタっていうのがメタバースですね。前から興味を持っていたのですが、使ってみてかなり衝撃を受けました。
インターネットを使ったメタバース 仮想現実の中で今後色んな事ができるだろうと言われています。例えばメタバースの世界で会議ができます。
今はZOOMなどを使ってオンライン会議ができるようになりました。これだけでも今までの電話に比べるとかなり良くなったと思います。実際に会っていなくてもオンライン会議で人の顔を見ながら話をすることによって、実際に会っているような気がしますが、VR を使ってメタバースの世界で会議をすると、もっとリアルに近い形で会議ができるようになります。
メタバース内に会議室があってそこにみんながアバター(自分の分身)を使って会議に出席をします。メタバースの会議に出席すると、そこには机があってみんなが座っています。右を見れば右の人が見えるし、左のを見たら左の人が見えるという状況です。ホワイトボードもあり、みんなに見える形で書き込むこともできるんです。
ZOOMと何が違うの?と思われるかもしれませんが、例えばZOOMのオンライン会議では常にみんなの顔が見えてみんなの音声が聞こえてるという状態ですね。一つのテーマについて常にみんなで話をしているという状況になると思いますが、メタバースを使ったオンライン会議だと、遠くにいる人よりも近くにいる人の声のがよく聞こえます。左にいる人と二人だけで話をするといったように、より現実に近い形で参加できます。
これはオンライン展示会によさそうです。コロナ後いろいろなオンライン展示会が開催されましたが、今一つ盛り上がりに欠けてる状態だと思うんですね。なぜかというと、やっぱりにぎわい感がないからだと思います。ほとんどのオンライン展示会ではホームページで動画が見れて、資料ダウンロードができたり、セミナーが受講できたりしますが、通常のホームページとの違いがあまりありません。また、オンラインミーティングができるようにもなっていますが、はじめから一対一で腰を落ち着けて話をするというのうは少しハードルが高すぎるようでなかなか浸透しないようです。
メタバースの世界でオンライン展示会をやれば、アバターを使ってその展示会場を歩いてまわることができます。その中で集まってるところがあって、近づいてみたらそこで誰かがデモンストレーションしている。誰かが担当者に質問をしているのを横で聞いてみるということもできたりします。
商品(3Dデータ)を並べておいて、それを手にとって見ることもできますし、ひっくり返して裏側から見ることもできます。さらには3 D データなの中を分解して見ることもできるし、通常では会場に持ち込めないような高さ10m、20mもあるすごく大きな設備でもバーチャルの空間なので会場に持ち込むこともでき、その内部に入って構造を見せることもできます。
これはすごく面白いですね。
海外で展示会がある場合、見に行くには費用も日数も多くかかりますが、メタバースの世界では距離は関係ありません。費用は数十分の1になるでしょう。もちろん実際に行くほどリアルではありませんが、その半分ぐらいのクオリティで見れるかもしれません。また、自動翻訳機能なども出てきており、外国語が話せなくてもメタバースの中では外国人と母国語同士で会話ができるようになりつつあります。
これから更に進化していきそうで楽しみです。
ぜひまずは、Oculus Quest 2でゲームからやって始めてみてはどうでしょうか?
Beat Saber(ビートセイバー)